DO★TABATA BLOG

設計事務所の楽しく、くだらない今日

完結。

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2019年4月。

私がL.D.HOMESに入社して1ヶ月も経っていない頃、
初めて、ご相談からお引き渡しまでかかわることとなるお客様と出会いました。

 

2020年6月。

ご自宅が完成し、お客様のもとへ旅立ちました。

 

 

かつて頭に浮かべていた夢の一部を実写で見ていたように思います。
あ、この仕事においてこういう瞬間のこういう景色を見てみたかったんだと。

すべてがスムーズに進んだかといえばそうとは言い切れませんが、
楽しく家づくりができたと私は感じています。
まぁ、私は打ち合わせの議事録をとったり申請手続きをしたりで、デザインしたわけではないのですが。

 

しっかりと打ち合わせに参加したのが初めてでした。
まだ形になっていない段階から徐々に形になっていく過程を初めて見ました。

学校で専門的な勉強をしたとはいえ、所詮は学生レベルです。
社会人になった時に、実務においてそれは1%にも満たないんだなと突き付けられたことをよく覚えています。

 

この土地は特殊でした。
「幅4m以上の道路に2m以上接している土地でないと家は建てられない」と法律で定められているのですが、接していません。
包括同意という基準により許可を得ないと建てられません。

役所へ出向き、初めて触れる話を聞きながら必死でメモを取り、乏しい知識を絞りながら自分なりに噛み砕いて解釈し、
土地を見に行き、測り、言われた通りに見本の通りに書類を作成しました。
どうにか許可を得られた時の安堵は忘れられません。

この作業をし始めたのがちょうど1年前で、そこから2ヶ月ほどの期間を要しました。
あれからもう1年も経ったのかと驚きました。早い。

 

工事が始まって現場打合せをして、完成して引き渡し。
長かったような短かったような。
お客様も不思議な感覚だとおっしゃっていたように記憶しております。

お客様からお礼の品をいただきまして、それに添付されていたお手紙です。
嬉しいです。
ありがとうございます!

入れ物のデザインが好きだったので記念に一枚。
こういうラフスケッチ好きなんですよね~。

 

以前もこのブログに書き連ねましたが(2019.07.09の記事)、
やはり人との繋がりは大事ですよね。
どれだけIT技術が発達しようがAIに仕事を奪われようが、
最後に人の心を埋めるのは結局 人 なんだなとつくづく思います。

 

一番最初のご相談からお引き渡しまで、
途中コロナウイルスの関係で最少人数で行うため現場に伺えない時期が2ヶ月ほどありましたが、
最後までかかわれて良かったです。

 

引き渡しに立ち会えてよかった。

 

 

 

今後ともよろしくお願いいたします!!


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