L.D.HOMES BLOG

設計事務所の今日

会社の変化と社会の変化

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お世話になっております。

L.D.HOMESは水曜日と木曜日を定休日としておりましたが、
2023年4月より土曜日と日曜日を定休日といたします。

弊社定休日に打ち合わせ等を希望される場合、事前にご予約いただく必要がございます。
詳しくはこちらでご確認願います。
https://www.ldhomes.jp/news/8360.html

また、大阪と東京のサテライトオフィスは現在閉鎖中でございます。
該当エリアの方とは、Web会議システムを利用して打ち合わせ等を行います。

設計エリア外となったわけではございませんので、
これまでと変わらずお気軽にお問い合わせください。

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さてさて。
すっかりご無沙汰しております。

新年度が始まりましたね。

弊社の顔ぶれは変わりませんが、皆様のお勤め先には新しい顔が増えたのでしょうか。

 

「新生活」という言葉を見聞きする機会が増える今の時期にちなんで、
今回は「新しく変わる(予定の)こと」について軽くお話を。

昨今よく言われている省エネという言葉。
言葉も基準も以前からありましたが、その基準を強化しようと政府が動いています。

最近の改正を一つ挙げるなら、断熱等級の変化についてでしょうか。

変わったからと言って、今すぐ適合させなければいけないわけではありません。猶予はあります。
断熱等級が新しくなったことによって、
2022年3月までは最高水準であった断熱仕様(断熱等級4)が、2025年以降は最低水準になります。
この2025年(予定)のタイミングで適合義務に変わります。

 

弊社のこれまでの物件は、かつての最高水準を満たす仕様で設計しております。
2025年以降も省エネ基準に適合します。

しかしこの度、水準を一段階上げた断熱仕様(断熱等級5)での設計に変更しました。
フラット35Sや長期優良住宅の認定基準も変わったのですが、
それに適合させるには断熱等級5であることが条件だからです。

これもいつかは最低水準に変わるのかしら。

 

厳しい基準に適合させると、当然ですが快適性が高くなります。光熱費も抑えられるはずです。
補助金制度を利用できる場合もあります。
ただ、費用はかかります。高性能な材料と設備機器が必要なので。
さらに、設備機器は一生ものではないので、故障した場合の修理費もしくは買い替え費用が発生します。

これからは建築時の費用(イニシャルコスト)だけでなく、
その後の維持費(ランニングコスト)も考えながら家づくりをする必要がありそうです。

 

価値観の変化はいつの時代でも起こることでしょうし、今までもそうであったと思います。
戸建て住宅の需要が今後どうなるかなんて誰にも分かりません。
材料費が高騰し続ける中でのこの法改正、顔を上げても青空は見えませんね……。

この話に関係する「ZEH」についてもまとめてみようかしら。

 

今年度も何卒よろしくお願い申し上げます。


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